

山口市は山口県のほぼ中央に位置し、豊かな自然や歴史が共存する文化都市です。
室町時代に大内弘世がここ山口市を大内氏の本拠としたことで発展し、
その後の大内義興・義隆の頃には西国一の大名として栄華を極めました。
また幕末には萩市から山口市に藩庁が移され、明治維新の中心的役割を果たします。
維新の志士や文化人も入浴した「湯田温泉」。穏やかな瀬戸内海、癒しの森。
山口市には歴史遺産や自然が数多く残り、観光都市としての発展も期待されています。

日本三名塔の一つ、国宝 瑠璃光寺五重塔がある街

日本三名塔といえば山口市にある瑠璃光寺五重塔、そして奈良県の法隆寺、 京都府の醍醐寺の塔になります。瑠璃光寺五重塔は室町中期における 最も秀でた建造物と評され、『西の京』と謳われた 山口市のシンボルとして大内文化を優雅に伝え続けています。
山陽路随一の湯量を誇る湯田温泉がある街

山口市の中心部には「美肌の湯」とも呼ばれている湯田温泉があり、
気軽に楽しめる足湯も6ヶ所用意されています。
また北は島根県との県境にある名湯から、南は瀬戸内海を一望できる
露天風呂まで、日帰り温泉も含め、温泉地が7つもあります。
蒸気機関車、SL「やまぐち」号が走る街

1979年、SL復活を望む沿線の自治体をはじめSLファンなどによる活動が実り、
復活を果たしたSL「やまぐち」号(「貴婦人」の愛称で親しまれる「C571」)。
1995年までのご利用者は100万人にのぼり、
2011年にはおかげさまで200万人を達成しました。
地域の伝統行事・イベントがある街

花火大会といった季節のイベントから、お祭りや伝統行事、体験型イベントなど、
山口市には地域とふれあえるイベントがたくさんあります。
山口市へお越しの際にはぜひイベント情報もご覧ください。
豊かな自然に包まれた街

穏やかな海が広がる瀬戸内海に面した、阿知須・秋穂エリア。
広大な土地に豊かな自然が残る徳地・阿東エリア。
中心部の椹野川流域、またその中流域の支流である一の坂川は、
ゲンジボタルの発生地として「山口の自然百選」に選定されています。

明治40年(1907年)山口市湯田温泉で生まれました。ダダイズムの影響を受けて本格的に詩作をはじめます。『山羊の歌』『在りし日の歌』などの詩集を発表。今も多くの人々に愛されています。享年30歳。
明治15年(1882年)山口県防府市で生まれました。西日本を中心に行乞の旅を続けながら句作を行い、「現代の芭蕉」と呼ばれています。昭和7年(1932年)から13年まで小郡下郷矢足の「其中庵」を住まいとしました。
明治4年(1871年)千葉県銚子市で生まれましたが、山口裁判所在勤を申し付けられた父に伴って山口に移住しました。明治20年(1887年)に上京。詩、短編小説等を発表。山口ゆかりの作品も多く含まれています。
明治30年(1897年)山口市仁保で生まれました。昭和7年(1932年)第2作品集『途上』を出版し、さらなる活躍が期待されましたが、翌年35歳で死去。その作品は「私小説の極北」と評されています。