将軍御成御膳の文献から再現
「大内御膳」
大内のお殿様が前将軍様をもてなしたお料理を忠実に再現した「大内御膳」をご堪能いただけます。
*山口商工会議所提供
募集内容
集合 | 山口市菜香亭 山口市天花1-2-7 |
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解散 | 名勝山水園 山口市緑町4-60 |
旅行代金 | 2名1組様で120万円(おとな・こども同額) |
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募集人員 | 1組限定 15名まで |
最少催行人員 | 1組2名 |
含まれるもの | 体験料、通訳ガイド料 |
申込締切 | 実施日の1ヶ月前まで |
※2名様からのお申込みとなります。
※1名様追加ごとに10万円追加となります。
体験スケジュール
13:00
菜香亭集合
15:00
将軍御成仮装行列(菜香亭→大内氏館跡)
15:30
大内氏館跡到着
16:30
名勝山水園に移動し歴食体験〜伝統芸能鑑賞
18:30
終了
*掲載のツアーは、この広告でのお申し込みを受け付けておりません。ご予約サイトより条件等をご確認いただき、お申込みください。
歴史と文化が織りなす
将軍体験
まるで歴史絵巻の一場面のように
御成行列は、日本の伝統文化とその精神を体感できる貴重な時間です。
山口市と大内氏
山口市の基礎を作った大内氏
長門・周防国の守護に任じられた24代大内弘世は1360年ころ政庁を山口に移し、京に模した街づくりをはじめたと言われています。以後、歴代当主も弘世に倣った街づくりを行ない、山口市内には大内氏ゆかりの神社仏閣が数多く佇み、技や風習も大切に受け継がれています。
大内氏と将軍足利義稙の関係
室町幕府の第10代将軍であった足利義稙は重臣の細川氏に京を追われてしまい、山口を拠点にする西国最大の大名である大内義興を頼ります。
大内義興はその後、再び義稙を将軍に復職させることに成功し、後見人として幕政の実権を握りました。新たに山城(京都)守護を与えられるとともに、次の義隆の時代には当時の中国、明との貿易を独占し、世界遺産である石見銀山の開発にも成功しました。
大内御膳とは?
足利義稙(室町幕府の前将軍)をもてなした大内義興
京を追われた、室町幕府の第10代将軍足利義稙を大内義興は自らの館(山口市大殿大路)に招き、盛大な宴でもてなします。その時の献立記録から可能な限り再現したのが「大内御膳」です。
当時は32膳が出され、ひとつの御膳には3~5品の料理が並び、110品以上の料理が振る舞われました。「大内御膳」はこれら110品を超える料理の中から、湯田温泉の旅館・ホテルの料理人が中心となって選りすぐり、当時存在しなかった調味料(砂糖・醤油・みりん)を使わず、食材本来の味を生かした逸品です。
壮麗なる行列、現代に甦った御成行列
御成行列で感じる古の威厳
御成行列は、将軍や藩主が公の場で移動する際に行われた格式高い行列です。甲冑をまとった武士や華やかな衣装に身を包んだ従者が、整然とした列をなして進む姿は、かつての栄華と威厳を感じさせます。その光景は、まるで歴史絵巻の一場面のように美しく、壮大なスケールで当時の空気感を現代に伝えます。