幕末と句碑と湯田温泉を探るウォーキングコース
湯田温泉を中心に、藩士が集ったとされる史跡跡や碑などを巡るウォーキングコースです。
所要時間:半日コース
主な移動手段:徒歩
《おすすめコース概要》〈JR湯田温泉駅〉-〈周布政之助の碑(周布公園)〉-〈井上公園〉-〈中原中也記念館〉-〈狐の足あと〉-〈温泉舎〉-〈瓦屋跡〉-〈中也詩碑・山頭火句碑(錦川通り)〉-〈熊野神社〉-〈井上馨遭難の碑〉-〈袖解橋〉-〈JR湯田温泉駅〉
JR湯田温泉駅
伝説のきつね、ゆうたのモニュメント像があるJR湯田温泉駅。
SLやまぐち号も停車します。
徒歩で15分
周布政之助の碑(周布公園)
幕末動乱期に長州藩の重臣として藩政に尽くした周布政之助。その偉勲を伝えるため、自刃の地の近くに碑が建っています。また、このあたりは、周布政之助に因んで周布町という地名がついています。
徒歩で10分
井上公園
山口を代表する明治維新の志士、井上馨の生誕地であるため、井上公園と呼ばれています。ここは、幕末に京都の政変で都落ちしてきた三条実美ら七卿の宿舎にもなりました。園内には、井上馨の銅像や実美が宿舎にあてた建物を再現して建てられた「何遠亭」、湯田温泉生まれの詩人・中原中也の詩『帰郷』の一節を刻んだ詩碑、一時湯田温泉に住んだ俳人・種田山頭火の句碑などが立ち、湯田温泉とともに刻んだ歴史に触れることができます。公園内には無料で利用できる足湯もあります。
徒歩で3分
中原中也記念館
明治40年(1907)山口市湯田温泉で生まれた近代詩人中原中也。
「中原中也記念館」は平成6年、中也の生家跡地に建てられました。
自筆の草稿や日記、遺品など貴重な資料が数多く所蔵されており、様々なテーマでの展示がおこなわれています。
徒歩すぐ
徒歩で3分
徒歩で2分
瓦屋跡
幕末から明治初期にかけて、木戸孝允など維新の志士たちが利用した宿の跡。松陰門下生の山田義顕(やまだあきよし)の妻は瓦屋の娘。
徒歩で3分
中也詩碑・山頭火句碑(錦川通り)
錦川通りは、この道路の下に暗渠された錦川が流れています。
この通りに、湯田温泉生まれの中原中也の詩碑と漂泊の俳人種田山頭火の句碑が並ぶように建っています。
徒歩で10分
熊野神社
詩人中原中也も訪れていた小高い権現山に鎮座する神社です。
この山の麓にあったお寺の境内の小さな池が白狐伝説発祥の地。
徒歩で10分
井上馨遭難の碑
幕末の長州藩は倒幕へむけて一枚岩であったわけではなく、この場所で井上の反対派の刺客に襲われます。瀕死の重傷を負いますが、所郁太郎によって助けられました。
徒歩で1分
袖解橋
瀬戸内海から山口に通じるこの街道は、秋穂街道、御上使道(ごじょうしみち)とも呼ばれ、石州街道と合流してこの地にてはじめて山口の街へ入ります。
室町の時代、侍たちはここで、狩衣や直垂の袖を襷掛けしていたのをこの橋の手前で解き、着衣を整えて館に向かったので、この橋を袖解橋と呼ぶようになりました。
徒歩で15分
JR湯田温泉駅