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旧山口藩庁門(きゅうやまぐちはんちょうもん)
国道9号線を走る車の喧噪をよそに、維新後の時代の移り変わりを見つめてきたかのように、ひっそりと、しかし存在感たっぷりに建っています。側には堀があり、鯉が泳いでいます。
この藩庁門は、毛利敬親が幕末の文久3年(1863)12月に一露山の麓、今の県庁の位置に藩庁の移転を計画し、明治3年(1870)に竣工しました。この門はその藩庁の正門で、脇門付薬医門で、切妻造り、平入り、本瓦葺きです。山口県の重要文化財に指定されています。