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源久寺・木造平子重経坐像<重要文化財>(げんきゅうじ・もくぞうたいらごしげつねざぞう)

源久寺・木造平子重経坐像<重要文化財>

概要・特徴

源久寺の開祖である平子重経は、鎌倉時代、源頼朝に仕えており、地頭として周防へ下国し仁保庄に居館を定めました。1199年源頼朝が亡くなり、平子重経が位牌安置として源久寺を建立します。のち、平子重経が没し源久寺に葬られ、これより後に、源久寺が仁保平子家の菩提寺となりました。
源久寺にある、木造平子重経坐像は、国指定重要文化財に指定されています。鎌倉時代の肖像彫刻として、在家の人の肖像は少なく全国的に注目されており、1991年には、イギリス大英博物館での「鎌倉彫刻展」に出品展示もされました。

境内に咲くオオガハスは、約二千年前の遺跡で見つかった種からよみがえったものです。源久寺のオオガハスは1984年境内下の休耕田に植えられ、花の咲く季節には多くの鑑賞客が訪れます。

 
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