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秋穂八十八ケ所霊場(あいおはちじゅうはっかしょれいじょう)
天明3年(1783年)、遍明院の住職であった性海法印によって開かれた霊場で、山口市の秋穂地区にかけて48Kmにわたる巡礼の道が広がっています。
霊場の起こりは、性海法印が42歳のときに、衆生済度のため、秋穂の里に四国八十八ケ所の霊場を勧請しようと思い立ったことから始まります。四国巡礼に旅立った法院は、札所ごとの御本尊の御符と霊場の砂をいただいて持ち帰り、秋穂の里に八十八ケ所の地を選んで、霊場の砂をその庭に撒き、その上に小さな御堂を建てて御本尊の御符を奉安しました。
秋穂八十八ケ所は、正八幡宮境内の大師寺を第一番に、巡礼には約2日間かかります。
また、弘法大師の命日にあたる旧暦の3月20日、21日は「お大師様の日」といわれており、県下はもとより近県から参拝する姿が数多く見られます。